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佐賀県武雄市に住む、ごく普通の市民です。武雄での生活を甘口・辛口で思うがままに綴っていきます。ぜひご賞味あれ。


by youhonaha

起きてます・・・

今日は実家のある佐世保へ。

昨年、母を亡くし、もうすぐ1年。

早いものです。

3年以上前からの闘病生活。

亡くなる1か月前からは自宅療養。

最期も自宅にて。


私も離れてはいるも、その間は出来る限り母のもとへ行きました。


本人への告知のこと、セカンドオピニオン、治療選択の決断、自宅療養に至るまでの家族の意見交換、様々な医療・介護サービスの連携・・・などなどターミナルケアを家族として受けてきました。

色んな事が思い起こされます。


残った父も数年前に癌の摘出オペを実施。

母を亡くして、以前の頑固オヤジの面影は薄れています。


そんな父も最近声がやや嗄声気味。

ちょっと心配ですが、今週定期的にかかっている九大へ受診すると。



自宅で最期を迎えるということ・・・・本人にとっては良かったと家族としても思います。もちろん、同居している兄夫婦への負担はあり、そのような難しさもありましたが、やはり私の場合も、最期は自宅で逝けたらと思えた経験でした。


病院の白い壁に囲まれるのではなく、昔から見慣れた景色、音、風、香り・・・・。

ベッド上にいても、常にこの環境があるということ。

それだけでも心の安らぎは違うと思います。


ターミナルケアの難しさ・・・・その人の人生を見送ること・・・・自宅療養は容易ではありませんが、それを支えること・・・・それは最期を迎える本人への感謝の気持ちかなと思いました。


先日はテレビで「象の背中」が放映されていました。


これを見ていて、私達家族の経験、最期のことなどを思い返していました。


もちろん、家族構成や仕事の関係、本人の状態など、色んな事で自宅療養が難しいことがあるのもわかります。


その時は、医療機関やホスピスなどでの療養が必要になります。


家族の想いを考えると、受け入れる医療スタッフも大変だと思います。


本人・家族・医療・介護などなど・・・・これらの関係が高められること。

こういったことも、地域における「安心」につながるのだなと思います。





さっ、もうすぐ「ばあちゃんと市長の『青春』 佐賀県武雄市の一年」が始まります。

無事に寝ないで起きれてました!!
by youhonaha | 2009-05-05 02:28 | わたくしごと