自己保障
2008年 06月 04日
「ガソリンの高騰、食に対する不信、年金問題の未解決、後期高齢者医療制度・・・。」
「支出が増える中、金利も低く、銀行から定期預金はどうですか?と聞かれるが、メリットが薄い状態であり、またこのような社会情勢でもあることから、定期預金を行う気持ちになれない。」
「生活への不安がともなう状態であり、どうしても購買意欲は落ちてしまう。」
「企業が設備投資を進めても、買う側の消費力は落ちているので、バランスがとれていないのでは。」
「消費をあげていかなければ、景気も上がらない。」
「こんな状態でも、天引きされるものが増えていく。社会保障についても。」
熱く語られました・・・。
今の日本は、「社会保障がどうあるか」というより、自分で自分の生活を守っていかなければならない「自己保障」の状態にあるのだろうか。
確かに、自己防衛・自己保障はいつ、どのような状態でも、何についても必要なことだろうと思います。
ただ、それが出来る人、出来ない人、色んな状態があるともいます。
「社会保障制度」が、「自己保障制度」という言葉で、それだけを求められるような議論にならないよう、どう取りまとめていくか、それが行政としての役割になると思います。